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プラグスーツのssキボン

1 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/25 03:13:48 ID:???
プラグスーツのssキボン

2 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/25 03:15:58 ID:???
関連スレ

【テカテカ】プラグスーツ【ピッチリ】参着目
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1090781581/

3 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/25 03:29:38 ID:???
ssて何?

4 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/25 03:30:11 ID:???
セガサターン

5 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/25 20:09:43 ID:???
んでネタあんの?

6 :ぷらぐすーつのSS ◆LLLLLLLLL. :05/02/25 22:14:37 ID:???
 私はプラグスーツである。名前はない。私が作られた
目的は、巨大ロボット(正確には違うが)のパイロットス
ーツとして使用する為であるが、実は他にも隠された目
的があった。一部の私の設計者が意図したもので、組
織の総意ではなかったが、彼らの熱意……いや、キ○
○○じみた執念は、やがて私に自我を与えるに至った。
 自我を持ってからしばらくの月日が流れ、私は人間た
ちの言語を学習し、裏の目的を達成するための方策に
考えを巡らした。今日、私は初めて使用され、ついに彼
らの目的を果たすことになる。いま、私のいる更衣室の
ロッカーが開けられ、光が差し込んできた。そして青い
髪をした少女が、赤い瞳で覗き込んだ。
「やっと……、あの人の役に立てるのね」
 小さく呟きながら私を手に取った少女を見て、私は確
信した。彼らは正しかった。彼らの設計は、その目的を
十分以上に果たすだろう。この幼さとわずかな大人の
色気を持った少女が、これから私を使用するパイロット
であることを、信じてもいない神に感謝した。

7 :ぷらぐすーつのSS ◆LLLLLLLLL. :05/02/25 22:16:20 ID:???
 彼女はいったん私をベンチの上に置くと、身にまとって
いた服を無造作に脱ぎ始めた。上着を脱ぎ、スカートを
地に落とすと、白雪のように白い肌があらわになった。そ
れは、私を身につけてしまえば全く隠れてしまうのだが、
美しいと素直に思った。まるで彼女の純情さを表現してい
るようだ。少しだけ、全て隠してしまうのはもったいないの
ではないかと考えてしまった。
 私が悩んでいるうちに、彼女は下着を脱ぎ終えて生まれ
たままの姿になると、まず足から私を履いた。両足を私に
入れると、次に腕を着けた。それから空気を抜いて私を肌
に密着させると着用完了だ。彼女は更衣室の扉を開けて
廊下へと出た。
 歩いている途中で、ガラスに写った彼女の姿を見て、私
は先ほどの自分の考えを恥じた。私を着た少女は、設計
者たちの目的を見事に体現していた。究極の美がそこに
存在した。
 少女が動くたびに形を変えるしわ、白を基調とした私に
はっきりと見える微妙に変化する陰影、少女の体のライ
ンを忠実に再現する曲線、僅かにある白以外の色による
コントラスト。まさに計算されつくした「美」がそこにあった。
 ふと、廊下の天井にカメラがあるのに気づいた。そのと
き、なぜか私にはあの無機物の目の向こうにいる人物た
ちが判った。私の設計者たちが、自分の作品を確認して
いるのだ。間違いなく、満足しているだろう。いや、ひょっ
としたら予想よりも良すぎて驚いているかもしれない。そ
う思うと私は愉快な気持ちになった。
 やがて目的地に着き、少女が筒に入ると、巨大ロボット
に挿入される。液体が筒の内部に注入され、私の表向き
の能力が発揮される。巨大ロボットと少女とのシンクロを
補助するのだ。スピーカーから何か声が発せられ、進行
状況が伝えられていく。

8 :ぷらぐすーつのSS ◆LLLLLLLLL. :05/02/25 22:19:09 ID:???
 そしてついにシンクロ開始、となったとき――。
 少女の心臓の鼓動が不意に乱れ、彼女が激しく動揺
したことを私に教え、巨大ロボットが急に動き出した。そ
して突然ロボットとの接続が切れたかと思うと、私たちが
入っている筒に強い衝撃が襲った。衝撃は何度か続き、
私はなんとか少女を守ろうとしたが、完全にダメージを
防ぐことはできなかった。ようやく騒動が収まったと思っ
たときには、私に包まれた体はかなりの重傷を負ってし
まっていた。
 私が自分のふがいなさを悔やんでいると、外から音が
した。少女も気づいたのか、音のした方、この筒のハッチ
を見る。すぐに開いて一人の人間が中を覗き込んだ。
「レイ。大丈夫か、レイっ」
 少女が顔を上げて入り込んできた人物を見ようとする。
ハッチを開けたのはひげを生やした男だった。そいつは
私の手の部分に触れてきた。少女の手に間接的に触れ
た。私は猛烈な不快感を感じ、全身から【拒絶】の意思
を発した。言葉にするなら「汚ねー手で触んな、ヒゲ親
父」というところか。男はそれを感じたのか、即座に手を
離した。そしてなぜか顔に恐怖の表情を張り付かせた。
そこへ少女がうつむいていた顔を上げる。
「……っ」
 男の顔を見て声にならない声を上げると、もう限界だっ
たのか意識を失った。

9 : ◆LLLLLLLLL. :05/02/25 22:20:56 ID:???
あ、とりあえずここまで。

10 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/25 22:49:28 ID:???
プラグスーツのSukeSukeキボン

11 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/26 00:43:50 ID:???
いいよ
いいよ

12 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/26 08:39:09 ID:???
視点が斬新!!
面白い!

13 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/26 21:45:50 ID:???
職人再光臨期待age

14 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/27 21:49:29 ID:???
つづき! つづき!

15 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/01 21:10:33 ID:???
 少女、レイはこの前の怪我が原因で入院してしまっ
た。これがどういうことかというと、彼女が病院にいる
間、私を着ることはないということだ。全く困ったことだ。
しかし、これは自業自得でもある。あのとき、私は彼女
を守ってあげられなかった。彼女が大怪我をしたのは、
私のせいだ。私はもともとロボットとのシンクロを補助
するために創られたのに、レイはそれに失敗してしまっ
た。衝撃を吸収・拡散する機能があるのに彼女に重傷
を負わせた。どれも私の力不足が招いた結果だ。静寂
に包まれた暗闇の中で、私は今度こそうまくやろうと決
意した。
 私がロッカーに入れられてからかなりの日数が経った
ころ、ようやく目の前の扉が開けられた。しかし、私を手
に取ったその人物はあの少女ではなく、白衣を着た女
性だった。たぶん看護婦だろう。どうしてレイが直接取
りに来ないんだろうと、不思議に思いながら光の下へと
取り出された。女性は私を持って廊下を早足で歩いて
いく。いつもと周囲の雰囲気が違った。廊下を歩く人た
ちはみな慌てていて、不安そうな表情をしている。何か
あったのだろうか。注意してすれ違った人たちの声を
拾っていくと、使徒が来たということが判った。ロボット
で戦う敵のことらしい。ということは、私とレイにとって
初の実戦だ。この間はロボットの起動もできなかった
ので少し不安だが、敵はこちらの事情など汲まないの
だから仕方ない。何があっても私がレイを守るのだ。

16 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/01 21:12:01 ID:???
 看護婦は病院まで来て、ひとつの部屋のドアを開け
ると中に入った。中にはレイと医者らしき男と別の看護
婦がいた。レイはベッドに横たわっていて、服の外に出
ている肌には包帯を巻いている。まだ怪我が治ってい
ないのだ。
「持ってきたか。では早く着替えさせてくれ」
「はい」
 医者の言葉に返事をして、看護婦たちはレイを抱き
起こして服を脱がす。
「くっ」
 レイが苦痛にうめき声を上げた。しかし看護婦たちは
構わずに作業を続け、レイもそれを受け入れる。ほど
なく彼女に私を着用させ終わった。
「できたか。では行くぞ」
「はい。……あの、本当にあれに乗せるんでか?」
 私を運んできた看護婦が、遠慮がちに医師に尋ねた。
「いまさら何を言うんだ。確かにこれだけの怪我をした
患者を、戦闘に出すなど馬鹿げているが、どのみち使
徒を倒さなければ人類は絶滅するんだ。選択の余地は
ないよ」
 返答は冷たい視線とともに返ってきた。彼の言葉を否
定できず、看護婦はうつむいて消え入りそうな声で返事
をした。
「……はい」
「わかったらさっさとしろ」
 医師の言葉に従って、看護婦はベッドの足についてい
るタイヤの固定を解いた。

17 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/01 21:13:44 ID:???
「ごめんなさい」
 小さく口の中で呟いて、台を動かしていく。最終的に
屈したとはいえ、レイのことを心配してくれた彼女に私
は好感を覚えた。
 病室のドアを開けて廊下に出ると、窓のガラスに少
女の姿が映った。腕は私をつけずに剥き出しで、右腕
にはほぼ全体に包帯が巻いてある。頭部にも包帯、
右目に眼帯をつけていた。その姿は痛々しいと同時に
ある種の艶があった。これはこれでいいかもしれない
と、場違いなことを考えていたとき、突然建物を揺れが
襲った。
「あぅっ」
 振動が傷に響いたのか、レイが小さく悲鳴を上げる。
私はその声で我に返った。何を考えていたのだ、私は。
たとえ魅力的な情景でもレイの怪我した姿を見たいな
どと。さっきレイを守ると決めたばかりではないか。
 私が後悔していると、台が止まった。しかし、まだロ
ボットは見えない。いぶかしく思っていると、看護婦が
口を開いた。
「サードチルドレンが来るんですよね。その子が乗っ
てくれれば……」
「そいつは何も知らないらしいじゃないか。乗ってくれ
るとは思わないね」
「でも、こんな怪我してる子を乗せるよりは」
「やる気のない人間をあれに乗せたところで、使徒を
倒さなければ意味はないだろう? その点、この子は
重傷を負っていても戦う気があるからな」
「……」

18 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/01 21:15:14 ID:???
 彼らの会話に出てきたチルドレンというのは、ロボッ
トのパイロットのことだ。レイがファーストチルドレンだ
から、サードチルドレンは別のパイロットだ。そんなの
が居るのならレイを休ませてほしいと思うのだが、何
やら問題があるらしい。看護婦が黙ってしまい会話が
なくなったところに、電話の音が響いた。
「おっと、連絡が来たな。――はい、分かりました」
 受話器を取って電話に出た医師は、通話を終えると
看護婦に向かって話しかけた。
「やはりサードチルドレンは搭乗を拒否したそうだよ。
残念だ」
「そう、ですか」
 全然残念じゃなさそうな医師の表情と、沈痛な面持
ちの看護婦が対照的だった。ここで止まったのはさっ
きの電話を待っていたからのようで、医師がレイを運
ぶよう一行に言う。看護婦は辛そうな顔をしていたが、
それでも指示されたとおりすぐにまた寝台を押してロ
ボットのところへ向かっていく。
 しばらくして、今度こそロボットのある所へ着くと、医
師や看護婦たちはレイを置いて戻っていった。

19 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/01 21:18:56 ID:???
 周りを見回すと、前回とずいぶん様子が違うことに
気がついた。まずこの場所の主である巨大ロボットが
前回乗ったものとは違う。そして、近くに作業員では
ないと思われる人たちが何人かいた。その中でも特
に気になったのは、レイと同じ年くらいの少年が居た
ことだ。明らかに場違いで、彼がパイロットなのだと
一目でわかった。医師が言っていた『戦う気がない』
という言葉どおり、何も分かってないような表情でこ
ちらを見ている。たしかにこんなやつではレイの代わ
りは務まらないだろう。
 レイは医師たちが去ると、台から上半身を起こした。
その動作は遅く、呼吸は荒い。とても戦闘はできない
状態のように思えるが、レイは動きをやめない。どうし
てもロボットに乗るつもりだ。
 レイが体を起こし終わったところで、不意に建物全
体が大きく揺れた。レイが台から投げ出され、床へと
落ちる。私はとっさに衝撃が私を伝って広範囲に拡
散するようにした。これでだいぶレイへの負担が減っ
たはずだ。
「くっ」
 しかしそれでもダメージが無くなったわけではなく、
私に覆われていない頭部・腕部は落下の衝撃を直接
受けた。
「はぁ、はぁ」
 レイは今のダメージが大きかったのか、起き上がる
こともできないようだ。彼女が苦しそうに喘いでいると、
さっきの少年が駆け寄ってきた。近くに膝を突くと、レ
イを抱きかかえる。

20 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/01 21:20:01 ID:???
「うう」
 体を動かされて痛みが生じたのか、レイが声を上げ
た。それに気づいた少年は、自分の手についたレイの
血を見ると、しばらく固まってから何かを決意した表情
になって言った。
「やります、僕が乗ります」
 ……なら最初からそうしろよ。

 結局今回は私たちがロボットに乗ることはなく、病院
に戻ると私はレイから脱がされた。
 ――いったい何のためにあそこまで行ったのだ。

21 : ◆LLLLLLLLL. :05/03/01 21:21:38 ID:???
あ、名前忘れてた。

ぷらぐすーつのSS
>>15-20

22 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/01 22:45:40 ID:???
(・∀・)イイ!!

23 :ぷらぐすーつのSS ◆LLLLLLLLL. :05/03/07 22:19:47 ID:???
 まだレイの怪我は治ってなかったので、私は再びひ
とりでしばしの時を過ごすことになった。
 更衣室の入り口の開く音で、ようやく退屈な時間が終
わったのを知った。ロッカーを開けたレイは、包帯をし
ていなかった。どうやら今度こそ完治してロボットに乗
るようだ。
 レイは私を着ると、ロボットの所まで歩いて行った。
前に私たちが乗ったロボットと、この前私たちの代わ
りに少年が乗ったのだろうロボットが同じ所にあり、レ
イは以前乗った方のやつへと近づいた。目の前ので
かぶつのせいで大怪我をしたというのに、レイは触
れるほど近くに寄っても全く動揺していなかった。前
に中へ入ったコックピットと思われる場所で、何やら
いじくり始める。私には理解できないが、このロボッ
トの調整をしているらしい。今のところロボットを動
かす様子はない。
 しばらくそうしているとロボット置き場に足音が響い
た。レイがそちらを振り向く。視線の先には事故のと
きに見たヒゲ親父が居た。一瞬だけ目が合ったが、
向こうがすぐに逸らして、そのままどこかへ歩き去っ
た。
「司令……。あれから一度も話をしてくれない。どうし
て……?」
 レイが寂しそうな口調で呟く。その様子から彼女が
あの男を慕っていることが容易に察せられる。理由は
分からないが、私はなんとなく腹が立った。そのとき
、不意に私に声が届いた。
『あ、先輩っ! 初めまして! 会いたかったですっ』
 音ではなく、思考を直接伝えられたような感じだった。
レイには聞こえなかったのか、何も反応を示さない。私
が声のした方を見ると、もう一体のロボットがそこにあっ
た。

24 :ぷらぐすーつのSS ◆LLLLLLLLL. :05/03/07 22:22:34 ID:???
『先輩のことはみんなの噂で聞いてずっと憧れてまし
たけど、僕の想像してたのより遥かにすごいです。と
ても美しいですっ。先輩を着ているその子は猛烈に輝
いてますっ。僕、感動しました! ……あの、先輩、聞
こえてますよね? 聞こえてたら返事してください』
 ……どうもこの声は私に話しかけているようだ。レイ
は気づいていないし、視界の中には他の人は居ない。
相手が誰だかは知らないが、私を『先輩』と呼び、ロ
ボットの中から話しかけているということは、おそらく。
『聞こえている。君はそのロボットのパイロットのスー
ツか?』
『わっ。先輩に話しかけられちゃった! やったーっ。
――あ、すみません。嬉しくて、ついはしゃいでしまい
ました。えと、僕のことでしたよね。先輩の言うとおり、
僕はこのロボット、初号機って言うらしいですけどね、
のパイロット、碇シンジの着ているプラグスーツです。
そちらからは見えないでしょうが、今こっちのスクリー
ンには先輩が映っているんです。……はぁ〜。やっぱ
り先輩はきれいだなぁー』
『私がきれいなわけではない。私はレイの引き立て役
に過ぎない』
『いえっ、違います! 先輩が居るからこそ、その女の
子はそんなに魅力的になれるんです!』
『まあ君がどう思おうが君の勝手だが』
 私の後輩はずいぶんとテンションが高い。私に好意を
持ってくれるのは嬉しいが、ここまで持ち上げられると
少し鬱陶しく感じてしまう。
『先輩、クールです。かっこいいですっ』
 何を言っても無駄そうなので、私はとりあえず話題を
変えることにした。

25 :ぷらぐすーつのSS ◆LLLLLLLLL. :05/03/07 22:24:42 ID:???
『……ああ、そういえば君たちは今ロボットとシンクロし
ているのか?』
『はい、そうです』
『どんな感じなんだ? 私たちはまだちゃんと乗ったこ
とがないのでね』
『えーと。言葉では表しにくいんですけど、ロボットの魂
に心を少しだけゆだねるような感じでしょうか』
『ふむ。機体も違うし、一概に同じとは限らないが参考に
してみよう。感謝する』
『そ、そんな。お礼なんてとんでもないです。――あ、も
う終わりみたいです。先輩、今日は僕なんかと話してく
れてありがとうございました。またお話してくださいね。そ
れじゃ』
 紫のロボットの首の所からコックピットがせり出て、中か
ら人が出てくるのが見えた。遠くてよく分からないが、多
分あれがあのときの少年なのだろう。レイは私たちの会
話には全く気づいてないようで、一連のやり取りの間黙
々と作業を続けていた。

つづく

26 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/10 22:02:07 ID:???
本スレ落ちた。。。(;_;)

27 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/11 15:59:41 ID:???
新スレ

【ツルテカ】プラグスーツ【キュッキュ】四着目
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1110486143/

28 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/14 20:20:25 ID:+PRvuYMc
「ねえ、シンジ」

 彼女は、テーブルの上で組んだ両腕に額をつけ、昼寝でもしている様な姿勢のまま、話した。
「?・・・・・・なに」

「あんた、あたしに何か隠してない?」
「え・・・・・・?」

 ぼくは夕食の食器を洗う手を止め、大きな動作にならないよう、片目だけ彼女に向けた。
 ごく自然な感じに、できたつもりだ。
「・・・どうしたの、突然。・・・・・・ぼくが帰ってきたときからずっと、・・・ご飯食べてるときも、・・・
今まで全然しゃべらなくて・・・」
 彼女の、光の加減で黄色っぽく見える髪。いつもの赤い髪飾りに絞られて頭部を形作り、
緩やかな曲線を描いて背中とテーブルに向かって伸びて、拡がっている。
「・・・アスカが、何言ってるのか・・・・・・全然分かんないよ・・・」
 拡がる髪は、今日一日の時間の中で乾いて、少しパサついているように見えた。
 その髪からつき出た、白くて細い肩、そして腕。

「・・・・・・」

 ぼくは、彼女に向けていた目を手元に落とし、あえて、でもさり気なく、音を立てて洗い物を再開する。
 このまま、彼女が口を開かなければ、永遠に沈黙が続くことも厭わない、という風に。

「プラグスーツ。無くなってるのよね、あたしの」



29 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/14 20:21:27 ID:???
sage

30 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/14 20:45:56 ID:???
「・・・え・・・・・・でも、昨日のテストのときは」
 彼女は、卸したてのプラグスーツを身に着けて現れた。
 その鮮やか過ぎるほどの赤い色と、水分を湛えたような光沢は、ぼくの想像以上だった。

「予備のよ。あんたも貰ってるでしょ」

 振り返ると、彼女は上体を起こして左手で頬杖をつき、あのいつもの表情でいた。
「う、うん」

「新しいのって、キツいのよねっ」
「、ぼくは、すぐ気にならなくなったよ。・・・結構、伸びるみたいだし」
「あたしは、・・・背が伸びてるのよ、サイズ更新してもらおうと思ってたとこだったのに」
「あれ、結構時間かかるよね。・・・密着させないとマズいからかな」

 昨日の彼女のプラグスーツと、それ以前のとでは、明らかに違いがあった。以前のそれは、
比べると色はくすみ、表面は乾いて見えた。限界まで伸びているせいか、L.C.Lの影響か。
 ・・・多分、両方だと思う。

「あーあ。あれじゃあ、操縦にも支障をきたすってもんだわ」

 彼女は、両手の指を頭の後ろで組み、腰掛けている椅子の背もたれにドスッ、という感じで上体を反らした。
 ややバラついた髪が、大きく揺れる。

「・・・それで、昨日のテストは調子が悪」
「大きなお世話よ!昨日トップだったからって余計な心配しなくていいの!
それより、どうして今まで着てたのが無くなったかってことよ。話、逸らさないでよ」

31 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/14 21:50:02 ID:???
シンジが盗んだのか?

32 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/14 22:29:14 ID:???
アスカのSSは珍しいな。
ガンガレ

33 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/15 23:13:52 ID:???
続きは?

34 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/17 06:48:19 ID:???
ほしゅ

35 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/17 23:41:44 ID:???
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・ぼくが・・・、盗んだ・・・って、・・・・・・犯人じゃないか、・・・って、・・・・・・疑ってるの・・・」
「・・・・・・」
「・・・ひどいや・・・」
 ぼくは、右手を流し台の縁につき、ふきんを左手に持って立ったまま、うなだれる。

 ネルフの、特にエヴァとそのパイロットの周辺に関するセキュリティの厳重さは、彼女もよく知っている。
 外部からの侵入だけでなく、ネルフ関係者個人のプライバシーにも配慮がなされていて、同じパイロット同士
といえども、無事に他人の更衣室に入ることは難しい。
 ただ、内部の人間にとってそれは、つまるところ機械任せだ。口で言うほど簡単じゃないけど。
 ずいぶん、チャンスを待った。

 うなだれた顔を少し上げ、見ると、彼女は椅子の背にもたれて天井を仰ぎ見、両腕を脱力して垂れ下げる。
そして両方の膝から先を不規則に跳ね上げ始めた。
 彼女の動きに合わせ、椅子の足がキッ、キッ、と鳴っている。

 彼女は今日、この家の中をくまなく探索したかもしれない。ぼくの部屋だけでなく、もしかしたらミサトさんの部屋まで。

 むしろ、そうしてくれてた方がいい。
 アレは今、ここには無い。

36 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/18 00:01:25 ID:???
「お風呂に入るわ」

 突然、彼女は言った。

「沸いてるわよね?」
「えっ、・・・お風呂は、アスカが当番・・・・・・じゃなかったっけ、」
 彼女はぼくが喋るのを遮るように立ち上がると両腕を上に、背伸びをして、

「あー肩凝っちゃってもぉー」

 言いながら歩き、風呂場に続くドアを開け、後ろ手にバタン、と音を立てて閉めた。

「誰かが、備品の整理のついでかなんかで、処分・・・したんじゃないかな・・・・・・、
ぼくも、更衣室に忘れたものとか、捨てられたことあるよ。・・・どうでも、いい物だったけど・・・」
「他人の衣類を勝手に持ち出す人間が、ネルフにいたかしら!?」

 ドアの向こうからくぐもった声がする。着ているものを、脱いでいる。

「・・・それは、分からないよ。・・・聞いてみないと」
「フン」

 風呂場の扉を開ける音がした。


 ぼくは、ぼくのは、勃っていた。
 どうしようも無いほど。

 スウェットの上下を着てエプロンを着けている。前屈み気味になったことで、彼女には気づかれていない。
 手が震えて、茶碗や皿を割ってしまうんじゃないかと思ってたけど。
 自分でも、不思議だ。
 彼女がよく知っている、いつもの碇シンジだったと思う。

37 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/18 00:05:29 ID:???
28からの書いてる作家さんって、25までの人と同じ人?

38 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/18 03:12:56 ID:d0oJ3Q5C



39 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/18 08:15:15 ID:???
倒錯的でいいなあ。続きキボン

40 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/18 08:26:17 ID:???
きゃぁぁシンジきゅんが腹黒いようw

41 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/03/19 23:22:22 ID:???
シンジ!
お前は!
俺か!?

42 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/21(月) 22:57:28 ID:???
つづき! つづき!

43 : ◆4/9....... :2005/03/23(水) 12:54:48 ID:???
....

44 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/23(水) 19:33:29 ID:???

 それに、しても。

 実行中は、ひどいものだった。
 (よく、心臓がバクバクとか、口から飛び出そうとか言うけど、ほんとに鼻の奥に心臓があるみたいで、
 周りがよく見えず、何度も蹴躓きそうになった)
 でも、難関は全てぼくの想定内で、予想外のアクシデントも無く、むしろ終わってみれば、
 今まで躊躇っていたのが全て無駄に思えてきたくらい、すんなりいった。

 そんなことを反芻しながらぼくは、学校の教室にいた。
 ゆうべの一件以来、彼女とはロクに顔を合わせていない。今朝もぼくよりずいぶん早く、出かけていった。
 ミサトさんもこのところ遅くまで残業が続いているらしく、帰ってきたのは日付が替わってからだった。
 (ちょうど、今頃目を覚まして、ぼくの置手紙を読んでいるだろう)

 ここ何日か、夜眠れない。
 おかげでいつにもまして授業の予習をやっているから、学校では寝ていてもいいくらいなんだけど、
 全然眠くない。
 今日のことを、考えると。
 (なんだか、時間の進み方が早い気がする)
 気がつくと、あっけなく終業のチャイムが鳴っていた。

 安堵の歓声とため息が湧き上がる中、ぼくは、ケンスケの方を見る。ケンスケもこちらを見、
 ぼくが片目をつぶって手を合わせると、微笑んで、頷いた。
 同じ方向にある、綾波の席が視界に入る。

 綾波は今日、学校に来なかった。


 ほとんどの人が、疎開したり立ち退いたりして、ひときわ人通りの少なくなった地区。
 傾きつつある陽の光の中、ぼくは、僅かに残る人々のためのバスがたまに通るだけの通りを、歩いていく。
 脇に、大きな箱を抱えて。

45 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/23(水) 19:56:25 ID:???
 ケンスケに頼み込んで、預かってもらってた。


『しかし、厳重だな。・・・ガムテープだろ?これ。よくこんな丁寧にグルグル巻きにできたな。隙間が全く無い』

 箱を持って、言う。

『これ、碇が作ったのかい?』
『あ、・・・う、うん。缶ビールの、箱なんだよ。・・・ダンボールの』
『ふうん。・・・何か、漏ったりするからか?』
『いや、そうじゃない。・・・そんな、ものじゃないよ』
『・・・・・・』
『・・・・・・あの、・・・ケンスケ、』
『なあ、碇』
『?、』
『これの中身、何だい?』

 ケンスケの眼鏡が、陽の光を反射して、キラリと光る。

『教えてくれないか』
『え・・・あ、あの、・・・た、大したものじゃないよ。・・・全然・・・』
『・・・・・・』
『・・・ハ、ハハ・・・』
『なあ、碇。おれたち、友達だよな?』
『・・・う、うん』
『助かったって、言ったよな。おれ、お前の役に立ったんだろ?』
『う、うん。・・・』
『いきなり家にきて、預かってくれって言うから預かってさ。今日だって、お前がどうしてもって言うから、
いったん家に取りに帰って、ここに持ってきたんだぜ』
『・・・ほ・・・ほんとに、ありがとう・・・』

46 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/23(水) 20:50:05 ID:???
『・・・・・・』
『・・・・・・』
『なあ、碇。教えてくれよ』
『・・・あ・・・、えと・・・』
『え?、何だって?』
『ネルフの、・・・・・・備品・・・なんだ、・・・』
『・・・・・・』
『・・・ほんとさ』
『それは、エヴァにとって、重要なものなんだな?』
『そそうさ、これが無いとエヴァはうごかせない。・・・』
『やっぱりそうか』

 ケンスケは、それ以上箱の中身について、聞かなかった。


 ゴォォン… ゴォォン… ゴォォン… ゴォォン…

 遠くで、地響きのような音が、ずっと聴こえている。
 使徒との戦闘で壊滅した街の復興。或いは、解体。それとも・・・
 ぼくは、ある大きなマンションの前で足を停める。
 おもえば、
 ここにこうして、立つまでを、ぼくは考えていた。ずっと。

 綾波が住んでいるマンション。

 中に入ると、日当たりが極端に悪いらしく、いつ来ても夜みたいだ。
 (そういえば、このマンションには、綾波の他に人が住んでいるのかな)
 エレベーターを降り、綾波の部屋があるフロアの廊下を歩く。途切れることなく続く地響きと、ぼくの足音だけが聞こえる。

 ゴォォン… ゴォォン… ゴォォン… ゴォォン…

47 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/24(木) 00:28:30 ID:???
箱の中はアスカのプラグスーツか?
それ持って綾波の家まで行って、何をしようというんだシンジ君は。

48 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 00:19:34 ID:???
つづきキボン

49 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/27(日) 17:09:34 ID:???
ケンスケは何か感づいたのか?
手先は器用そうだしスパイ行為に興味持ってそうだから、ガムテープを
剥がしてばれないように戻すとかしてんじゃないか。

50 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/27(日) 18:20:43 ID:???
これてスレタイで想像してたのと微妙に違って
オモロイなw

51 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/28(月) 20:42:29 ID:???
>>47
@綾波で着せ替えプレイ
Aシンジが着て擬似レズプレイ

52 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/31(木) 23:06:33 ID:???
あげとく

53 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:時に、西暦2015-10/04/01(金) 19:45:15 ID:???
2015

54 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/03(日) 22:06:57 ID:???
hozon

55 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/06(水) 06:55:42 ID:???
tuduki

56 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/06(水) 10:39:59 ID:Cb62fb1t
tsuzuki

57 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/10(日) 16:50:53 ID:CQEPx3tW


58 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/15(金) 00:14:12 ID:???
ho

59 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/21(木) 21:46:41 ID:???
あげ

60 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/23(土) 16:04:28 ID:L5qOUyub
tuzukimadaka?

61 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/28(木) 23:22:36 ID:???
学校でアスカがプラグスーツを着たままモリモリ大量脱糞するSSキボンヌ

62 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/28(木) 23:30:38 ID:???
ワロタ
どんな展開だよそれw

63 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/30(土) 18:47:25 ID:???
そもそも、どんな状況ならプラグスーツで学校に行くシチュエーションを
もっともらしく書けるか、そこからもう難しいしね

64 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/01(日) 19:39:22 ID:???
脱糞ssを読んでくれる人がいるのかも難しいしね

65 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/02(月) 01:57:40 ID:???
そこが腕のみせどころ

66 :できたよ:2005/05/03(火) 03:57:18 ID:???
ぶぴっ
ぶぶぶぶぶ
もりもりもりっ
いやああああああああああああ

67 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/03(火) 15:26:28 ID:???
GJ

68 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/03(火) 21:28:58 ID:???
そんな同人誌があったような……。

69 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 20:56:22 ID:???
>>63
そこまでいくともう「もっともらしさ」なんてものは放棄すべきでは……

70 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 22:40:53 ID:???
しかしそれでも、プラグスーツで学校行くだけならなんとかこじつけられそうではあるね。

71 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/06(金) 22:07:58 ID:???
見て!見て〜!

ぶぴっ
ぶぶぶぶぶ
もりもりもりっ

みんなあたしを見て〜!

72 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/07(土) 21:28:14 ID:???
もうひとつの壊れ方だな

73 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/09(月) 06:47:59 ID:???


74 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/11(水) 00:25:21 ID:???


75 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/19(木) 06:48:35 ID:???
age

76 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/20(金) 06:46:47 ID:???
あべし

77 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/21(土) 17:31:57 ID:???
ひでぶ

78 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/24(火) 18:37:43 ID:???
うわらぁばっ!

79 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/31(火) 00:38:17 ID:???
hosixyu

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